演目レポート② | 前之浜

踊り 藏元翔太 松本まどか

Q1 この演目に抜擢された時の気持ちは?


翔太 : 「双葉踊り」で足袋を履く踊りを踊ってみたい!!という願いが叶って素直に嬉しく思いました。ですが、初めての古典舞踊だったのでたくさんの不安もありました。また、まどかと2人で踊ることが今までになかったので、楽しみな気持ちと負けてられないという気持ちが溢れてきました。

まどか : 念願の男踊りを最後の双葉で踊れるというワクワク感が大きかったです。
舞踊コーチからは「これは賭け」との一言があり、不安も感じましたが、逆にそれが着火剤となった部分はあり、意地でもカッコよく、より上達して踊りたい、と感じたのを覚えています。
また、これまで同じ演目になる事がなかった翔太と一緒に踊るという新鮮さも感じていました。

Q2 この演目を練習してみて楽しかったところや、好きなところは?


翔太 : 前之浜の3曲目「与那原節」で、空手の所作を取り入れた踊りがあります。その部分がカッコよくて好きなところです!!また、踊りだけでなく歩みなどの基礎練習も、苦しいと思う時もありましたが楽しかったです!!
前之浜の練習は、難しいところもたくさんありましたが、全部楽しい印象です。まだまだ楽しい部分や好きな部分がありますが、ここでは言い尽くせません🙇‍♂️

まどか : 難しい所しかありませんでしたが、何故か前之浜の稽古は毎回楽しみでした。初めての男踊り、新しい事ばかりで必死で体力的にキツい時もありましたが、それも含めて楽しかったです。
特に後半部分に好きなところが多く、空手のところもカッコよく踊りたくて、たくさん練習しましたね。


Q3 この演目を練習してみて大変だったことや、苦戦したところは?


翔太 : 前之浜を練習していく中で、自分の右肩が下がる特徴を発見することができました。右肩が下がっているのを直すために、何回も何回も踊ってチェックしてと繰り返すのがとても大変でした。なかなか直らず心が折れそうなときもありました。
また、踊っているときに口や体全体に力が入ってしまうのでそこを直すのも大変でした。💦
本番でも、口がへの字になっているので見てみてください🙇‍♂️

まどか : 変な手の握り方をしてしまうグー問題や、フニャっている自分の踊り方など、自分の特徴と向き合って直していくのがとても難しかったです。
また、隣のゴツめ男子が力強く、キメる所はキメて踊っているのを見て、自分もこうしたいのにできないっ!と内心焦りながら、ひたすら反復練習して…とにかく必死でしたね。
山ほどある自分の課題点を一つ一つ直しながら踊り、直したつもりでも動画では全然できてなくて、悔しすぎてちょっと落ち込んだ時もありました。



Q4 実際に双葉踊り収録で踊ってみてどうだった?


翔太 : 本番では、緊張もありましたがとてもとても楽しく踊ることができました。まだまだ練習不足で上手くいかなかった部分もありましたが、今までやってきたことを表現することができたと思います。
踊り終わった後は、達成感もありましたがまだまだ踊りたい!!まだ終わりたくないという気持ちになりました🔥

まどか : 自分にとって一発目の演目という事で「双葉が始まった」という実感もあり、踊っている時はめちゃくちゃ楽しかったですね。あとから動画見返すと、反省しまくる点もあり、もし来年がある身だったらリベンジを希望してたかもしれません。笑
それでも踊る事ができて嬉しかったし、稽古に付き合ってもらった同期やコーチに本当にありがたさを感じました。


Q5 ちょこっと裏話を聞かせてください。


翔太 : 本番では、着付けやその手直しを踊る直前までしたので、ギリギリで舞台横にスタンバイしました💦かぎやで風が終わってしまう!!と焦っていました😭

まどか : 本番直前まで着付けをしていました。密かに、前之浜コンビとコーチとで写真撮りたいな…でも間に合わないかも…と思っていましたが、なんとか間に合い、前の演目「かぎやで風」の後半が踊られている間に「ハイ、チーズ📸」。
その後ダッシュで幕袖へ向かいました。

琉球芸能文学研究会'24

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