演目みどころ⑥|前之浜

琉芸文のメンバーは大学に入ってから芸能に触れた人たちが半数以上。今回、第一部で「前之浜」に挑んだ四年次の2人もそのうちのひとり。
学生最後の双葉踊りで古典二才踊り(男踊り)に挑戦したみたい!との熱意が買われ、九州女児の会長と与勝のストイック野郎が大抜擢。前之浜は、小道具を持たず、空手の所作が随所に散りばめられた難易度の高い手踊りです。
卒論の提出が迫った昨年末、歩き方・腰の落とし方・手数・力の入れ方・重心のとり方、イチからの稽古がはじまりました。期間的にも技術的にも無謀な挑戦かと思われたのですが、この2人、持ち前のガッツで稽古にかけた時間はトータル50時間以上。周りがザワつく成長ぶりを見せるのです。
舞踊コーチが幕袖で涙した「前之浜」、乞うご期待ください。

琉球芸能文学研究会'24

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