演目みどころ④|貫花
琉芸文女子必須科目。入会した女子は必ずヌッチーこと貫花(ぬちばな)を履修しないと卒業できないとか。従来の琉球舞踊「貫花」を1期生の知名茜さんがアレンジし、20年近く踊り継がれてきた定番の演目として毎回の双葉踊りを彩ります。
扱う小道具は、紅白の桜の花びらがレイのように連なった貫花と四つ竹。赤い花びらは愛しい人へ、白は純心な子どもたちにあげましょうと、乙女の恋心を花に託した爽やかな踊りです。
ただ振りを覚えて踊るだけでなく、歌詞の意味や踊りの解釈、表情を自分たちなりに研究する作業も、琉芸文の「文」(文学的)として大事にしている要素。
双葉踊りデビュー戦の1年次から、これまで単位を取りそびれていた4年次まで5名の女子たちが心を揃えて踊ります。華やかな表情にもご注目ください。
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