演目レポート⑧ | スル掬い

踊り 藏元翔太 鹿股小夏

Q1 この演目に抜擢された時の気持ちは?


翔太 : 自分の中で、スル掬いは女性会員がタコ捕りは男性会員が踊るというイメージがついていたので驚きました。また、自分自身タコ捕りを踊りたいと思っていたので、まさかスル掬いになるとは!と思いました。
ですが、コーチが現役の時に踊って以来、男性会員がスル掬いを踊ったことは無いと言っていたので頑張って踊ろう🔥という気持ちになりました。

小夏 : 琉芸文といったらこの演目!!に含まれているスル掬いに当てられた時は、スル掬いめちゃくちゃキツそうだけど、最後まで踊りきれるかがとても心配でした。それと同時に、この演目に抜擢されたからには、琉芸文で大事に引き継がれているスル掬いを踊れるのは嬉しいし頑張ろうと思えました。

Q2 この演目を練習してみて楽しかったところや、好きなところは?


翔太 : 初めてペアでの踊りを踊ったので、二人でスル掬いをやっていると表現するのが、難しいところではあったのですが楽しかったです。
この演目の好きなところは、なんといっても網を使い二人でスルを掬いあげるとこが好きなところです。お互いを意識しながらスルを掬おうと気持ちを一つにしました。

小夏 : この演目を練習してみて楽しかったことは、最初は踊りと音取りに追われて、正直きついって記憶しかないのですが、だんだん練習を重ねるごとに、ペアの翔太さんと息を合わせてスルを掬う所作のところが一番楽しかったです。

Q3 この演目を練習してみて大変だったことや、苦戦したところは?


翔太 : 網を使いスルを救う場面で、網の角度や手の高さなどそういったものを合わせるのが大変でした。また、音とタイミング合わせるのも苦手だったので、小夏と苦戦しながら練習していました。

小夏 : 苦戦したことは、ヘイシを言うことだったり、バーキの扱いだったりたくさんありますが、一番は先ほど楽しかったところで挙げた、スルを掬う所作が難しかったです。翔太さんと何回も音を聞いて合わせては、手の角度を揃えて、また体の角度を揃えて、、の永遠ループだったのでここが一番苦戦したと思います。

Q4 実際に双葉踊り収録で踊ってみてどうだった?


翔太 : 囃子などやり直したいところはあったのですが、小夏と一緒に楽しみながら踊ることができたと思います。今まで練習してきて、本番でタイミングが合ったところはとても気持ちが良かったです。小夏とスル掬いを踊れて最高でした!!🔥

小夏 : 実際双葉踊りで踊ってみて、あの広い空間に2人で踊るのはとても緊張しましたが、なぜかいつも踊る時より、翔太さんの顔が見えて練習の時のように踊れたのが、一番印象に残っています。

Q5 ちょこっと裏話を聞かせてください。


翔太 : 「ジュサジュサジュサ...」という囃子を言うのが苦手で曲と合わすことができなかったときに、顔に出てしまいました。失敗するとすぐに顔に出るので見てみてください🙇‍♂️
本当に、一緒に踊った小夏の笑顔に助けれました。

小夏 : 裏話と言うか、言っていいのか分からないのですが、スル掬いの出番待ちの時練習の時から本番まで、いつもトイレしたい気持ちでした。なぜかは分からないのですが笑

琉球芸能文学研究会'24

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