演目レポート⑤ | 貫花
踊り 入福浜天乃 上地ひろか 石嶺花鈴
比嘉菜摘 幸地怜菜
Q1 この演目に抜擢された時の気持ちは?
天乃 : 入会してから一度貫花を踊ったことがなかったので、ついにきた!と思いました。一年次から各学年1人づつ加わった5人で構成されており、1人ひとりの個性が活きるだろうな直感的に感じました。
ひろか : 琉芸の新人賞きたぜ・・・・(よしっ)
花鈴 : 私は琉芸文に入り、貫花のようなしっとりと踊りを魅せる演目は初めての挑戦でした。そのため、最初は、本当にこの踊りが私に務まるだろうかという不安が正直ありました。ですが、それ以上にやっと、こうした見せる演目ができるんだ!と嬉しかった気持ちでいっぱいでした!
菜摘 : 琉芸に入ったら絶対にやる演目だと聞いてはいたので予想はしていたので、遂にやる時が来たなと思いました。一部の最後を飾る演目という点で、華やかに明るく踊れるかという不安もありました。
怜菜 : 琉芸文の必須演目、貫花!「頑張るぞ👊」と思いました。
Q2 この演目を練習してみて楽しかったところや、好きなところは?
天乃:武富節では
白瀬走川に流れてくる桜を掬い集めて愛おしい彼の方へ差し上げましょう、
という歌詞の内容に合わせて首にかけていた貫花を手に持ち、メリーゴーランドのようにクルクル回る振りが好きです。
ひろか : 沢山の隊形移動にも関わらず、シンプルに仕上がっている所が好きです!
特に好きなところは、集団行動のようにギリギリでお互いに帰っていくところです!
花鈴 : 上記にも書いたように、こうしたしっとり魅せる演目は初めての挑戦でしたが、稽古をする事に自分が綺麗に踊ろうと表現をする過程は本当に楽しかったです!また私個人としては、1年生の頃、地謡として貫花には関わりましたが、私は武富節の曲調がとにかく好きで、この武富節に合わせて自分が踊るということがとにかく楽しかったです!
菜摘 : 前半の武富節の、手に持っている花を魅せる動作が淑やかな感じがして特に好きな部分です。後半の南嶽節では、四つ竹を鳴らしながら踊るというのが、最初は中々テンポ通りにいかず難しかったのですが、自然と鳴らす事ができるようになってくるとリズムに乗りやすくなっていったことが楽しかったです!
怜菜 : 舞台が近づくにつれて、5人が揃ってきたのはとても嬉しかったし、練習していて楽しかったです。
Q3 この演目を練習してみて大変だったことや、苦戦したところは?
天乃 : 貫花は、琉芸文女子会員必須演目であるため、経験者初心者問わず必ず踊ります。そのため、出演者全員で揃えるということに苦戦しました。
身のこなしや、それぞれの個性を活かした隊形づくり、ハヤシの言い方など、見せ場となるところはとことん練習しました。
ひろか : 貫花の揺れ具合や手の高さを合わせることでした。
花鈴 : とにかく、最初は振りを覚えることに必死で苦労しました。何回踊っても覚えられなかったり、体に染みつかなかったり…一時期は本当に悩みました。また、後半になるにつれ、歌詞の意味を理解した上で踊ることや、5人で揃えて踊る事のむずかしさがどんどんと出てきて、とにかく一緒に踊る他の4人についていくことが必死でした💦
菜摘 : 摺足や表情など、色んなところに気を配りきれなくて、大変だと感じる部分は沢山ありましたが、その中でもこねり手が中々上手くいかず苦戦しました。その他、5人全員で動きを揃えることも上手くいかず、何度も同じ所を繰り返し練習したりしました。
怜菜 : 手の位置や角度、表情などの細かい部分がとても難しかったです。
Q4 実際に双葉踊り収録で踊ってみてどうだった?
天乃 : 貫花に出演すると決まった時、どちらかというと楽しみよりも不安な気持ちが大きかったのですが、収録が近づくにつれてみんなと踊ることが楽しくなっていきました。
恋する女の子の気持ちを持ち、可愛い雰囲気で踊れたらいいなぁと思っていましたが、実際に映像を見ると、自分の顔が緊張でガチガチで笑っちゃいました。
ひろか : 各々が注意されたところを意識しながら踊っていたので、今までで一番いい貫花だと感じました☺️
花鈴 : 本番はとにかく、自分は綺麗な人!と思い込んで、表情をつくり、楽しむことを心がけて踊りました!とにかく、本番は本当に楽しかったということにつきます!✨
菜摘 : 舞台上では、意識すべきことで頭がいっぱいで、それでも存外冷静に今裾踏んだなーとかこの部分言われた事できてなかったなーとか思いながら踊って居たのは覚えています。何の気兼ねなく楽しかった!とは言い切れないのですが、この舞台で踊ることができて良かったなと思う部分は沢山あるので、次に繋げていきたいです。
ちなみに、舞台収録の動画を観て、自分が思っている以上に表情が固かったのが1番悔しかったです。表情の見せ方も研究していきたいですね…。
怜菜 : 今までの貫花で、今回の収録で踊った時が1番楽しかったし上手く出来たと思います。
Q5 ちょこっと裏話を聞かせてください。
天乃 : 私が一番最初に幕からでて、踊り出しの合図を任されていたので、いつも歌待ちの回数を間違えないかドキドキしていました。
ひろか : やはり舞台には魔物がいますね。2番にはいる前2番の踊りが飛んだんです!「やばい!」と思いましたが、日頃の時間外稽古があったおかげで頭とは裏腹に体が動いていました!いや~焦りましたね笑笑
花鈴 : 個人的になのですが、貫花を持つ所作でいつも花が安定せず、リハまで失敗してしまいました💦
菜摘 : 実は演目の終盤に向く方向を間違えそうになって一瞬挙動不審になりました…。最近は全く間違うことのなかった部分でのことだったので、凄く動揺しそうでしたが、どうにか堪えることができた、と思います……。
怜菜 : 踊っている最中、着物を何回も踏みました😓😓
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