演目レポート① | かぎやで風

無事に「双葉踊り」収録・配信を迎え、一段落ついた今。実はあの時こうだった…、今だから言える裏話…などなど、稽古から本番までの出演者の胸の内を、演目ごとにご紹介します。
配信をまだご覧になってない方も、既にご覧いただいた方も、ぜひ本記事を読んで動画をご覧ください。
またひと味違った「双葉踊り」をお楽しみいただけます!
踊り 仲宗根愛 鹿股小夏 城間瑞生
   横田鈴奈 鹿股勇月 幸地怜菜

Q1 この演目に抜擢された時の気持ちは?


愛 : 演目の表を見た時、まさか幕開けの演目を踊らせてもらえると思わなくて見間違いかなと思いました。

小夏 : 双葉踊りの開幕の演目に出れるんだ!と嬉しい気持ちでいっぱいだった反面、6人で息をそろえて踊ることができるのかなという不安でもいっぱいでした。

瑞生 : 古典を舞台で踊ったことがなかったので、自分にもちゃんと踊れるのだろうかという不安な気持ちと楽しそうという期待の気持ちで半々でした。

鈴奈 : 私がやりたいと思っていた演目の一つなので、全力で頑張ろうと思いました。

勇月 : 小学校以来踊ったことがなかったので不安でした。

怜菜 : かぎやで風の男は何回もありましたが、女はあまりなかったので最初メンバーに入っているのを見た時は不安いっぱいでした。

Q2 この演目を練習してみて楽しかったところや、好きなところは?


愛 : 1番から4番まであるのですが、番ごとに最初ピッと止めてかっこつけるところが好きです。

小夏 : 好きなところというか、この演目を練習するモチベーションになったのは、最初は向く方向も、扇子の角度や高さもバラバラだった6人が稽古を重ねるごとに、徐々に合ってきたのが稽古をするモチベーションになりました。

瑞生 : 稽古を進めるのにつれて、きちんと体が動くようになっていったり、ミスを修正する段階にまで行けたのが楽しかったです。

鈴奈 : 今回は男女ペア(計6人)でのかぎやで風だったので、皆と踊りを考えながらお稽古するのが楽しかったです。
好きな所は、最初のお辞儀の場面です!幕が上がる緊張とワクワク感かは分かりませんが、曲が鳴り、お辞儀の姿勢から顔を上げる瞬間がとても好きです。

勇月 : 曲の一番がシンプルで好きです。

怜菜 : 6人が練習を重ねるごとに揃ってきていたのは、踊っていて感じたので毎回の練習が充実していて良かったです。

Q3 この演目を練習してみて大変だったことや、苦戦したところは?


愛 : まわる所が多く、その時の足が難しくて何百回もやりました。買い物行ってもやってました。

小夏 : かぎやで風は、琉球舞踊の基礎の集大成だと思っていて、どんなに踊っても納得いく踊りができなかったのが、難しかったです。

瑞生 : 最初の頃は、振りが大体頭に入っても曲のタイミング取りが難しく、とても苦戦しました。また、6人できちんと合わせて踊るというのも意識するのが大変でした。

鈴奈 : 皆で体の角度や道具の持ち方、目線を統一する事に苦戦しました。また、音取りが何度練習しても合わない時があったので、そこがとても大変でした。

勇月 : 古典踊りであることと、一番最初の演目なので表現が難しかったです。
特に三番と四番がなかなかイメージがつきませんでした。

怜菜 : 団扇子の角度にとても苦戦しました。

Q4 実際に双葉踊り収録で踊ってみてどうだった?

愛 : 幕開けを自分が踊るというのに自信がなかったのですが、普段よりも緊張感を味わえたし達成感もありました。また機会があれば踊りたいです。

小夏 : 本番が始まる前は、扇子の度や体の向き大丈夫かな、稽古でみんなで合わせたところできるかなという不安でいっぱいだったけど、開幕の太鼓の音がなった瞬間、何かスイッチが入って、気持ちよく踊ることができました。

瑞生 : 幕開けの演目であったため、始まるまでは少し緊張がありましたが、舞台が開演してからは楽しく、一生懸命踊ることが出来ました。

鈴奈 : 収録、そして幕開けの演目という事もあり、緊張MAXでした。ですが、私自身が密かに挑戦したい演目だったので、それを実現出来た事がとても嬉しかったです。大人数でのかぎやで風、またやりたいです!!!

勇月 : 稽古通りに踊れたとは言いませんが、まだ未熟ではあるのですが、人に見せられる程度には踊れたと思います。

怜菜 : 演目一発目ということもあり、とても緊張しましたが楽しかったです。

Q5 ちょこっと裏話を聞かせてください。


愛 : 衣装が長いのですが、最初の座ってから立つ所袖踏んでます。そして扇子も震えてます。🤫

小夏 : 練習で紅型を着た際に、いっぱい踏んでしまって、全部落ちてしまったのですが、その時は、本番どうしよう、できるかなと不安でしたが、今になっては笑い話かなとおもいます。笑笑

瑞生 : 本番では、私自身の勘違いで1人だけ着方が少し異なったまま、舞台で踊りました。

鈴奈 : 本番前に着付けの腰の紫の関係で、少しギリギリのスタンバイになった事です。とても焦りましたが、何とか心を落ち着かせて始めることが出来ました。

勇月 : ハプニングといえば、大きなハプニングも小さなハプニングもなかったです、他の演目が大きな厄介だったのでそれなりにかぎやで風は対応できていたと思います。

怜菜 : 本番、1人だけ団扇子が傾いてたりしている場所があります😱😱

琉球芸能文学研究会'24

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