会員紹介⑬|松本 まどか
出身地
熊本県
出身高校
熊本北高校
血液型
O型
卒業後目指している職種
博物館学芸員
好きなもの
【歩く】 音楽聴きながら(人がいなければ歌いながら)歩いてます。学校の行き帰りや気分転換に散歩に出てボーっと歩く時間が好きです。
【海で遊ぶ】泳いだり、浜で生き物触ったりするのに夢中になります。毎年琉芸で行くビーパでは、帰る頃にはぐったりするほど遊んでました。
苦手なもの
【みんなの前でしゃべる】元来、目立つのは苦手で、隅っこでコツコツやるタイプです。会長として人前で話すことは避けられなかったですが、そんな場面になる度に心臓バクバクで、毎回のミーティングも逃げたい気持ちになりながらしゃべってました。いつも締まらない感じになって申し訳なかったです。そんな場面に立ち合った皆さん、すみませんでした。
【寒さ】寒さに弱いです。熊本出身なので「沖縄寒いんだ?」ってよく言われますが、熊本でも沖縄でも寒いもんは寒いです。末端冷え性すぎて手が紫色になりがちなのが嫌ですが、冷たい手で誰かに触ってびっくりさせるのは好きです。
Q|まず琉芸文に入ったきっかけと、入ってみての感想を教えてください。
沖縄の文化や歴史に興味があって沖縄に来たので、入学したての頃、琉芸文の存在を知って面白そうだなと思ったのがきっかけです。その時は沖縄の芸能のことは全く知らず、入ってから琉球舞踊や八重山芸能なるものがある事を知ったため、初めて知ることばかりで、新鮮さしかありませんでした。芸能の面だけじゃなくて、上にも下にも横にも人との繋がりが広がり、人として学ぶ事も多い場だなと感じます。何より曲者揃いのメンバーと過ごす時間が面白くて好きですね。
Q|今回収録に向けて大変だった、苦労したエピソードをお聞かせください。
苦労したというか、とてもダメージをくらったのは、顧問との話し合いで無観客公演が決まった時ですね。今のご時世事情が事情な分、どうする事も出来ず、顧問の前で涙を堪えるのに必死でした。その日の稽古も上の空すぎて、後に皆から目が死んでた、と言われました(笑)
一緒に話を聞いた翔太とも、帰る道中、凹みそうな気持ちと、それでも形にしたいという気持ちのせめぎ合いで「がんばるぞ」とお互い言い聞かせるように話したのを覚えています。
翌日、他の会員、コーチとも一回皆で落ち込んで、元気出すぞってお肉食べに行ったのは忘れられません。
今思えば、これらの出来事から映像収録の方向に切り替わり、新しい「双葉踊り」ができるきっかけだったのかなと…。逆にこれはこれで良かったと思ってます。
Q|収録を終えてみての感想はいかがですか?
稽古の成果を100%出しきれたとは言えないですが、踊ってる最中はめちゃくちゃ楽しかったですね。全演目終え、色んな人の支えがあって「双葉踊り」が開催できる実感と有り難み、ひとまず収録が終わった達成感で、勝手に涙が出てました。
自分たちの力だけでは出来ず、沢山の人の力を借りて開催できる今年の「双葉踊り」。ご協力いただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
Q|「双葉踊り」イチオシ演目・ぜひ注目して欲しいところを教えてください。
全体を通して、注目していただきたいのは、会員の表情です。今までマスクを着けて稽古していたため、正直未知数な部分ではありました。出演している私達も本番で、ほぼはじめてお互いの表情を見ましたが、皆表情が明るく、稽古の時以上に、一緒に踊る感覚や楽しさがより増した感じがしました。
演目・役によって変化する表情にもぜひご注目ください。
また、個人的なイチオシ演目は「前之浜」です。初めての男踊りで、ゴツめの男子と一緒に踊るという事もあり、負けないくらい男らしく踊る事を目標に、稽古に打ち込んできました。そんな「前之浜」にもご注目くだされば嬉しいです。
Q|最後に特設サイトをご覧の皆さんへメッセージをお願いします 。
本サイトをご覧いただき、ありがとうございます。例年とは異なる新しい形の「双葉踊り」。イレギュラーな年で模索しながらも、皆で全力で取り組んだ本公演をお楽しみいただけたら幸いです。
また、琉芸文に少しでも興味を持った方がいれば、未経験でも芸能に詳しくなくても、知りながら楽しめる場所なので是非一度遊びに来てください!
「双葉踊り」出演演目
前之浜 掃除かち 毛遊び(マヤー小・ションカニ小) スーパーマミドー(カマ踊り・タネ踊り・マミドー)
コーチーズからひとこと
歴代いち人前が苦手で、歴代いち根性がある会長でした。おそらく、在籍中に舞台で踊った演目数も歴代最多。いざ踊り出すと豹変し、宿る表現力は周りをザワつかせます。今回「前之浜」とゆう沼にハマり、何やら未だに抜け出せていない模様。ゴツめ男子とフニャめ女子が起こした奇跡の化学反応に立ち会えて幸せです。|舞踊コーチ
私が受け持つ共通科目「沖縄の芸能」で教室の真ん中にぽつんと座った新入生くまもん。まどかとの出会いは琉芸文よりも早く、毎回の授業の感想は隙間なくビッシリと書かれていました。しかし、声を掛けると伏目がちに蚊の鳴くような声でどもった返事が返ってきたのを記憶しています。そんなまどかが会長となって今年度の琉芸文をまとめようと奮闘。未だに人前でしゃべるのは苦手と本人は言いますが、この成長ぶりに私は感涙しています。会長には会長にしかわからない悩みや葛藤、苦しみやプレッシャーがあります。ましてやコロナ禍の今年は尚更だったと思います。それなのに、今年度は現役生はやる気と熱意がほとばしり、参加率も良く、まとまりがありました。それは紛れもなく、会長のまどかの影響です。第16代会長、本当にお疲れ様。初代会長より。丨地謡コーチ
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