会長あいさつ|双葉踊り収録公演によせて
この度は、私達、沖縄国際大学琉球芸能文学研究会「双葉踊り」をご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
当研究会は2003年3月に発足し、今年で19年目を迎えます。芸能の経験・未経験を問わず、琉球舞踊や八重山舞踊など様々な芸能を学びながら、双葉のように若々しく、活気のある舞台をお届けできるよう、日々の活動に取り組んでまいりました。
本年度は、先輩方の卒業に伴い地謡部員がゼロとなった地謡問題に加え、新型コロナの影響によって半年間の活動休止を余儀なくされ、常に模索する年となりました。9月に活動再開となり、10月には当研究会オリジナル音源のレコーディング、12月には「かじまやー祭」への出演など、 色々な方々に支えられ、皆で芸能ができる事のありがたみを実感しつつ、 今年ならではの活動をして参りました。
そんな1年間の集大成として臨む本公演。初の音源・収録開催という事で例年とは違った新しい「双葉踊り」では、試行錯誤しながらもコーチの方々にご指導いただきながら稽古・準備に励んできました。
開催中止の可能性がある中でも、琉芸文会歌にもあるよう、「肝揃て臨む」事に意義を見出し、会員一同この舞台に向かって精一杯稽古してきました。未熟な芸能ではありますが心を込めて踊りますので、最後までご 覧くださるようお願い申し上げます。
最後に、私達の活動に理解を賜り、ご支援いただきました沖縄国際大学、沖縄国際大学後援会並びに校友会、琉芸文卒業生の先輩方をはじめとする関係者の方々、そして琉芸文を支えてくださる顧問の田場裕規先生、コーチの大浜暢明さん、伊藤幸太さんに心より御礼申し上げます。
沖縄国際大学琉球芸能文学研究会
会長 松本まどか
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