新しいカタチを求めて
昨年の初頭から、今もなお継続する新型コロナウイルスの世界的な大流行を契機に「新しい日常」がはじまりました。これまでの常識が揺らぐなかで、私たちの生活はどう変化していくのか。私たちの居場所である大学はどのように変わっていくのか。さまざまな制限のなか、一生懸命考え向き合ってきました。
もちろんサークル活動においても、これまで通りとはいかず、定期公演「双葉踊り」を活動の柱としてきた我々にとって、相次ぐ各種イベントや公演中止の現状は致命的でした。何を目標にしたらいいのか。新しい活動スタイルを模索するも、双葉踊りを繋いでカタチにしたい気持ちは日々増すばかりでした。
幾度も可能性を探り、タイミングを計り、沖国大をはじめ、顧問や関係スタッフのご理解のもと、この度の公演開催に漕ぎ着けることができました。3月5日(金)南風原町立中央公民館黄金ホールにて無観客映像収録を行い、公演の様子は3月28日(日)から琉芸文YouTubeチャンネルにてご覧いただける予定です。
地謡音源・映像収録・YouTube配信・PDFパンフレット・特設サイト、コロナを逆手に全力で挑む「デジタル双葉」。技はまだまだ未熟ですが、私たちのアツい想いを汲み取っていただき、コロナ禍に少しでも元気をお届けできたらと思います。
芸能には力があることを信じて。
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